島原大変肥後迷惑の痕跡「津波石」より感じる火山性津波の脅威

日記

どうも!心に降り積もる火山灰、くらりんです。

皆さんは「島原大変肥後迷惑」という歴史上の出来事はご存知でしょうか?
歴史の授業で勉強しているはずなので、知っている方は沢山いると思います。

島原大変肥後迷惑とは、雲仙岳の火山活動によって発生した地震により有明海に面する眉山が崩壊し、有明海に土砂が流れ込んだことで発生した津波によって、島原の街は潰され、対岸の熊本でも大きな被害が出た火山災害です。

寛政4年(1792)の雲仙岳噴火活動によって起こった災害。雲仙岳の東にある眉山 (まゆやま) が火山性地震により山体崩壊を起こして島原に流出。さらに、有明海に流れ込んだ土砂は津波を発生させ、対岸の肥後国天草にも被害が及んだ。死者約15000人を出し、国内最大の火山災害といわれる。

参照)goo国語辞書 https://dictionary.goo.ne.jp/word/島原大変肥後迷惑/


今回は熊本側に津波の痕跡があるとの事で、探しに行ってみました。

津波石の痕跡

熊本県玉名市横島町横島付近の住宅街にあります。

道路に面した急崖に、高さを示す表示と小さな説明看板が残されています。
1792年、対岸から押し寄せてきた津波がこの地を襲いました。玉名郡内では2,221人が亡くなったそうです。この崖に突出していた石まで津波が打ち寄せたという言い伝えがあり、その跡に印がつけられています。

津波石があった印

印は5m超の位置に付けられており、改めて津波の脅威を感じました。

津波石はどこにある?

津波石は、昭和52年に災害防除工事のため他所へ移されました。
現在は、近くにある「九州農政局 玉名横島海岸保全事業所」の敷地内にあります。
この日は外からチラ見しか出来ませんでした。
(敷地内への無断侵入は出来ません)

敷地外から撮影しています。

火山性津波の脅威を忘れてはいけない

有明海はいつも穏やかです。誰がこの静かな海から津波が襲ってくると思ったでしょうか。
当時の人々は、予想だにしなかったと思います。

地震による津波に関しては、東日本大震災があったこともあり教訓を伝える場や、番組は多く流れています。しかし火山活動による津波、いわゆる「火山性津波」に関しては教科書で習うのみで、改めて教訓を伝える場や機会が少ないように感じます。

日本には111個の活火山があり、海に面していたり火山島であったり海底火山も多くあります。
災害は忘れた頃にやって来る。日本中どこで発生するか分からない火山性津波の脅威を、この記事より少しでも多くの人に知って欲しいなと思います。

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