こんにちは。
北風吹く師走、くらりんです。
江戸時代に発生した大災害『島原大変肥後迷惑』の津波がきた痕跡が残っている場所があるということで冷奴先生に案内いただき、熊本に行ってきた話をシリーズ投稿したいと思います!
周ってきたのは玉名市、熊本市、宇城市の辺りです。
今回は、宇城市三角町にある島原大変肥後迷惑の遺構、津波境碑を紹介します!
ひっそり佇む津波境石
宇城市三角町大田尾のこじんまりとした集落にありました。
場所はこちら↓
国道57号線沿いにある高本商店脇の道を曲がります。
細めの道をしばらく進むと、家の脇に津波境碑があります。

石に「津波境」と彫られています。
眉山が崩れて発生した津波は海岸から遡上し、この高さまできたとされています。
ここは海抜20m,海岸から250mほどの場所です。発生した津波の高さを物語っています。
対岸には津波の原因をつくった雲仙岳も
津波境碑のある場所から海岸方面を見るとこんな感じ。

この日はずっと雨が降っていたので視界が悪いですが、対岸に雲仙岳も見えます。
約200年前、あそこから津波が来るなんて誰が思っただろうか・・・
先人が残したこの碑を多くの方に知って欲しいので、このブログに残します。
余談ですが、周った日は11月上旬の週末。この日に限って急激に極寒&本降りの雨になりまして、私は帰宅してから腹痛&38度の熱が出ました(震え声)
天気の良い時にリベンジしたい・・
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