こんにちは。今HUB雲仙でこのブログを書いていますが、ど寒いです。
昨夜は初雪があったとか。くらりんです。
前回は、江戸時代に発生した大災害『島原大変肥後迷惑』の津波がきた痕跡を探しに熊本へ行ってきた話をしました。
今回は、その続き!熊本市西区にある島原大変肥後迷惑の遺構、浪先石を紹介します!
浪先石の場所
坪井川の河口に近い西区西松尾町にあります。
国道501号線を曲がり、集落へ入っていきます。
浪先石を発見

石には「寛政4年4月朔 温泉岳崩づれ大つなみとなりたる恐ろしき浪先此の石に及ぶ」と記載されています。当時、津波がここまで来たことを示しています。
すぐ脇にはみかん運送用と思われるレールがありました。
説明看板の内容は誤りが多かった
横には説明看板がありましたが、内容は誤りが多くて残念でした・・・情報が古いのか?
眉山は巨大爆発しておらず、火山活動による地震によって山体崩壊したというのが最も有力な説です。(諸説ありますが)
発生時刻も20時過ぎなので、夕方というより夜のような・・・
今の暦だと5月21日なので、日は長いですけどね。

Google Earthで調べると、ここの標高は17mでした。
表記はともかく、当時は坂をやや登った高いところまで津波が来たんですね。

それでは!
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