【火山観光】眉山崩壊で生まれた九十九島を海から見てみよう!

日記

こんにちは!
黄砂かPM2.5のせいか分かりませんが、ガスってて阿蘇が見えない日が多くて悲しいくらりんです。
春ってなんだかモヤモヤした日が多いですね。

寛政の雲仙岳噴火の際に発生した地震によって眉山が大崩壊し、対岸の熊本が津波に襲われた「島原大変肥後迷惑」は本ブログで何回も書いてるから知ってますよね!(早口)

さて今回は、島原大変肥後迷惑で生まれたスポットを紹介します。

九十九島(つくもじま)とは?

島原にも「九十九島」があることをご存知ですか?
佐世保の「九十九島(くじゅうくしま)」とは別でございます!
島原の「九十九島」は、「つくもじま」と読むんです。

九十九島

九十九島 誕生の仕組み

前述したように九十九島は、江戸時代に発生した雲仙岳の火山活動によって誕生しました。
雲仙岳から溶岩が流れ出る噴火をした後、島原では地震が頻発。そして1792年5月21日に発生した大地震。島原の背後にあった眉山が地震に耐えかね、大きく崩れてしまいました。勢いよく崩れた眉山の一部は、有明海に流れ込み大津波を引き起こしました(いわゆる島原大変肥後迷惑です)
この時の痕跡として有明海に残る流れ山が「九十九島」なのです!

簡単にイラストにするとこんな感じ

九十九島の場所はこちら↓

島原漁港周辺で間近に、仁田団地の公園などから見ることができます。でも現在は上陸する事が出来ません!

なので、近くに来ても眺めることしか出来ませんでした。
一言で表すと「近いようで遠い存在」

そんな風に思っていた九十九島を、間近で見れる機会が出来たんです!!

釣り船に乗って出港!

当日は島原漁港に集合。

釣り船海斗Ⅲを運営する船長さん、そして今回声をかけてくれた地域おこし協力隊の田口隊員。

船長の顔写真を撮ってなかったので、記憶で書いてます。別人だったらすみません。

田口隊員は九十九島を巡るツアーを企画しているらしい。
今回は、ツアーに火山の解説を入れたい!という事で、試しに乗って欲しいとのことだ。

九十九島周辺は浅瀬が多く、大きな船は入れないそう。
ということで、普段は釣り船として使用している船に、特別に乗せてもらいました。

船を引き寄せる船長

九十九島に接近!

九十九島のいくつかの島に接近しました!

島の名前忘れました・・・

島の岩をよく見ると「デイサイト」という粘り気のある溶岩。

雲仙岳のデイサイト

眉山は4300年前の溶岩ドームでできています。その時の溶岩はデイサイト質だったようです。
九十九島にデイサイトがあるのは納得。
(ちなみに島原市内には眉山崩壊の名残なのか、デイサイトの小さな石がゴロゴロしてます)

またエビの養殖跡があるそう!
島の地形を利用して作られたそうです。(いつまで使っていたかは不明)

元エビ養殖場

さて、一通り回っていただき、眉山全体が見渡せる沖まで出てもらいました!

眉山全体 真ん中は島原港

ちょっとモヤモヤしていますが、眉山の馬蹄形の崩壊跡がよく見えますね!

九十九島周辺は釣りスポット

九十九島周辺は浅瀬や岩礁が多いので、魚が集まりやすいらしいです。

なんと帰り際に昨日釣れた魚をくれました!
アリガトウゴザイマス!!!

いただいた魚は、煮付けにしたり、近所のよく行くバーで特別に鯛めしを作ってもらったりして、美味しくいただきました。

美味しかった〜!

九十九島ツアー、始まったらぜひ行ってみてくださいね!

海釣りに興味がある方は、釣り船海斗Ⅲまでお願いします。

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